倉敷意匠 印判手 小紋蕎麦猪口
印判手のうつわ
「印判手」というのは、「型紙摺り(ステンシルの技法)」や「銅版転写」な
ど印刷による絵付けのことで、専門の絵付け職人を持たずとも、手工業的大量
生産を可能とし、明治時代以降に急速に発達した技術です。これによって、絵
付け磁器のうつわが日本全国に流通し、庶民の食生活スタイルが大きな変貌を
遂げることになりました。印刷による絵付けと言っても、当時のこの手法には
、絵柄にカスレやにじみ・色抜け・色ムラなど多くの欠点が生じやすく、近年
では限られた数件でしか行なわれない技術となってしまいました。しかしなが
ら、うつわ好きの中には、その欠点こそが味わいとも言え、それが魅力と考え
る人々もいて、もちろん倉敷意匠もその人々と同類です。
素材 | porcelain |
---|---|
サイズ | φ7.5×h6cm |
注意点 | ▼モニターの発色の具合によって実際のものと色が異なる場合がございます。 |
- 在庫僅少
商品番号:93402