ラプアン カンクリの日用品(テキスタイル)は、「自然に寄り添い、時の試練に耐えうる、質のよいものをつくる」という根底に流れる価値観は創業当時より変わっていません。ラプアで世界最高の日用品(テキスタイル)を開発するために、繊維、素材、プロセスを問わず、常に新しい技術革新を求めて、開発を続けています。
織物技術を通して、フィンランドの生産をサポートするべく、建築プロジェクトや機器のメンテナンスは、できる限り、地元の事業者と協力しています。ラプアで培われた伝統技術を次世代へ受け継ぐため、仕事を軸にした学習や見習いプログラムを活用し、織り手や産業スタッフのトレーニングにも力を入れています。アールト大学と協力し、学生たちが工場を訪れ、織物技術を学ぶことも。
国内生産が減少する時代の中、地元をフィールドに生産を続けるラプアン カンクリは、フィンランド人の誇り。古きも今も大切に、受け継がれた織物の伝統技術を駆使して、製品の耐久性と品質を確保し、息の長いテキスタイルを織り続けています。
生地選びでは、コットンの代わりにテンセルを使うことが多くなりました。 テンセルは、環境に優しい製造工程を持つセルロース繊維です。テンセルはユーカリの木から作られ、その製造に関わる林業が責任を持って行われていることを保証する、FSC認証を受けています。
ちなみに、ラプアン カンクリでも人気のリネンタオルが軽いのは、リネンの吸水性が高いから。吸水性が高いと、使うタオルの数が少なくて済むので、資源の節約になります。
使うタオルの数が減れば、物流時のエネルギー節約にも。使うものが減ると、洗濯する回数が減るので、自然と環境にも優しい暮らしになりますよね。
そんなエコロジーなリネンの伝統を継承するために、フィンランドのテキスタイルの専門知識とフィンランドの繊維産業の維持・促進にも貢献していきます。
そんなラプアンカンクリから夏におすすめのトートバッグやキッチンクロスが届いています。