新しく仲間入りした東屋さんのそば猪口と豆皿を紹介します。
東屋さんといえば、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
日本の素材を扱う、熟練の日本の職人さん達とともに、
「使い手」の立場に立った暮らしの道具をこだわりを持って
つくり出し、発信されています。
一切の妥協を許さない、東屋ブランドの道具たちは
「大事に使えば、千年だってもつ道具」というコンセプトで
どうすれば環境に配慮できるのかということを常に考えて
ものづくりをされています。
波佐見焼 印判 そば猪口
これは、終止符や句読点、飾り罫線など、印刷で使われる
「約物〈やくもの〉」という記述記号を
モチーフにしたデザインです。
印刷や活字に造詣が深いアーティスト、
立花文穂が手がけました。
プリントされた模様からは、手書きか活版印刷のような
微妙な「揺れ」が浮かびます。
陶器に模様を入れる手法にはさまざまなものがありますが、
そのひとつが「印判」。
模様を和紙に呉須で写し、水に濡らした筆でそれを
素焼きの生地に染めつけ、
釉薬をかけて焼成するやり方です。
和紙は平面、豆皿や猪口の生地は立体なので、
柄が切れたり、ズレたり、歪んだりします。
それが印判転写の面白さです。
こちらサイズはやや小ぶりで、そば猪口以外にも
デザートカップや副菜など、またお湯のみとしても使えます。
東屋（あずまや）印判そば猪口 蛇の目高台
こちらは、印判 豆皿
つややかな白い生地は、国産の陶石を使用した、波佐見焼。
転写した模様の上にかけた釉薬の透明感が、
美しさを一層引き立てています。
おしんこや醤油皿としても使えます。
東屋（あずまや）印判豆皿
東屋（あずまや）豆皿 土灰
こちらは、シンプルな土灰の豆皿。
シンプルなお皿は料理が映えますね。
可愛い形が、テーブルを華やかにしてくれます。
