松野屋のこと

松野屋は1945年創業、現在は自然素材を中心とした生活道具をあつかう荒物問屋。
荒物という言葉自体、近ごろあまり耳にしなくなったが、
ほうき、ちりとり、ざるなど、ちょっと前まではどこにでもあった
簡単なつくりの日用品のこと。

松野屋では、国内やアジアの町に直接足をはこび、町工場や閑散期の農家などで作られる日用品などを仕入れると同時に、生産者とともに今の時代のニーズにあったオリジナル商品を開発してきた。

荒物は民藝と同じように人の手が生み出す日用品のことだが、それは民藝のいうところの「民衆的手工藝品」ではなく、より普通の人びとの日常の暮らしに根差した「民衆的手工業」から生まれる日用の道具たちだ。

人として、まっとうな暮らしを営むなかで、長い年月をかけて培われてきた手工業製品には、買いやすい値段で、良い仕事をするものが多い。日常に使いやすく、今の暮らしにちょうど良い、「ベストでもベターでもない、ナイスなものづくり」から生まれる暮らしの道具たちとの出会いが、日々の生活を豊かに彩ってくれることを願っている。

大阪府 アルマイト

軽く扱いやすいアルミは日本でも100年以上前から家庭日用品として
広く使われてきました。
そのアルミをさらに腐食に強く、扱いやすくするアルマイト加工は
大正時代、日本の研究者によって発明されました。
他の金属を付着させるメッキなどとは異なり、アルミそのものの表面を
人工的に酸化させたものです。
手軽さと素朴な雰囲気は家庭ではもちろん、アウトドアでも重宝します。

新潟県ワラ釜敷き

新潟県佐渡ヶ島でお米を取った後のワラで作られている釜敷き(鍋敷き)です。
もともとはお百姓さんが自家用に使っていた物ですが今は農閑期に作り、出荷し
てくれています。
丈夫で飽きのこないシンプルな形は食卓でも主張せず重宝します。
台所にぶら下げて収納する為の輪っかも便利です。

長野県 籐買物かご

長野県北部に伝わるかご細工はいまからおよそ一八〇年前、
旅人から伝えられました。
白い籐の素材を職人が染め、水で柔らかくしたものを
木の型にあわせながら早い手さばきで編み上げます。

その他

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