小石原と高取焼
日用雑器としての道を歩みながら、「用の美」を確立した小石原焼。
「綺麗さび」と表現される遠州七窯の風格を今に伝える高取焼。
東峰村(旧小石原村)には、この2つの陶器の流れをくむ約50の窯元があります。小石原で採れる陶土を原料として、伝統技法を受け継ぎながらも、新たな作風への挑戦は、約350年のときを超えて生活の中で使われる陶器を作り続けています。
小石原焼 圭秀窯さん より 豆皿がたくさん届きました。
圭秀窯二代目 梶原 久 さんです。
生年月日: 1983年8月12日
昭和58年 圭秀窯長男として産まれる
平成14年 高取焼鬼丸碧山氏に師事
平成18年 第30回福岡県伝統的工芸展
NHK福岡放送局長賞 受賞
平成24年 第54回日本民芸公募展
経済産業省商務情報政策局長賞 受賞
平成24・25年 福岡県美術展入選
高取焼の良さを生かしながら
小石原の飛び鉋・刷毛目などの技法を取り入れた新たな小石原焼を作陶しています。
見て美しい使って親しみやすい職人の心がたくさん込められた器たち。
手に取って土の温もりや思いを感じていただきたいです。