愛媛県は今治市で作られているkontex
こだわりの詰まったkontexの思いを紹介します。
使う人にとって最も良いカタチを思い浮かべて
日々、沢山のタオルが世の中に生まれています。
その中で、私たちが大切にしていることは、これは誰のための何のタオルなのか、暮らしの先にある幾多のシーンを常に思い浮かべてモノづくりを行うことです。
商品ごとのコンセプト・目的に応じた設計を考えた上で、柔らかい独特の風合いはあるか、ふっくら肌になじむか、吸水速乾はどうかなどの使い心地を確認しながら、原材料の選定、織組織、加工方法、タオルのデザインに至るまで細部にわたる検討を重ね、サンプル製作を繰り返し行います。総勢10名の開発スタッフ達は、それぞれ異なる専門的な知識、強み持っています。それらを更にもう一歩二歩と深く掘り下げて融合させながら「使う人にとって最も良いカタチ」を目指し続けています。
素材
唯一無二の素材を求めて
コンテックスで作られる製品には一般に流通する糸だけでなく、独自に糸メーカーと共同開発したオリジナルの糸が随所に使われています。私たちはコンテックスにしかできないタオル作りを日々追求していますが、その為にはそれぞれの用途に合わせた最適な糸の開発が不可欠だと考えています。その理想を実現する為に、国内外で、原綿の選別、麻や羊毛などの綿以外の素材活用、糸の撚り、太さなど細部まで拘った素材探しを継続して行っています。そのようにして開発された150種類以上の糸を自在に組み合わせることによって、より深みのあるコンテックス独自の質感を実現しています。
織り
効率よりも個性を大切に
コンテックスの製織工場では6機種・39台のタオル織機が常時稼働しています。これらの織機は、製造された年代、製織スピード,駆動方式、織巾など、同じ目的を持つ機械にも拘らずその特徴は様々です。生産量を考えるとかなりの種類と台数の織機ですが、多様で個性溢れる製品を作り上げるために、素材に加えてそれぞれの機械が持つ個性もまた重要な役割を果たしています。
それらを使用しながら生産効率を最優先にする事なく、あえて織機の速度を落として生産を行うなど、原料として使用される糸や織物と機械の相性を常に考えながら生産活動を行っています。そんな細やかな配慮がされた織工程を経て、糸への負担が少ない、素材の良さを最大限に引き出した良質なタオルが織り上がります。
水
豊かな水源は地域の宝物
その恵みをタオルにも
古くから、染色や織物の栄えた土地には豊かな水の恵みがありました。コンテックスのある今治のタオル産業も、蒼社川、中山川水系の上質な軟水の恵みを受けて大いに栄えてきました。我々は、吸水性に優れた良質のタオル製品作るためには、柔らかな軟水で、時間をかけて丁寧にタオルを洗い上げる最終工程が大切だと考えます。コンテックスでは、二つの異なる水系の上質な水を使用しながら、特殊な洗い設備を製品ごとに使い分けて加工することで、それぞれのタオルに合った最適な風合いを追求しています。